皆さまは洋服のパターン(型紙)をご覧になられたことはありますか？

S/STERE(システレ)で展開される作品のコンセプトの１つでもある、『生物の皮膚に接ぎ目は存在しない /  "The living creatures’ skin has no seams" 』という構想の基、創造されるアイテム。

近年発表されているパンツ群はほぼその１枚布のコンセプトから構成されています。

元来は "ISSEY MIYAKE" や、マウリツィオ・アルティエリ と、"m.a+" のマウリツィオ・アマディ も携っていた今や伝説のブランド、"カルペディエム" が提唱していた「セカンドスキン」と呼ばれる、洋服を「第二の皮膚」として捉え、「新たな身体」を表現し、構築していく服づくりのアプローチ。

そんな先人たちの服づくりの哲学に感銘を受けた S/STERE デザイナーが表現するワンピースド（１枚布）シリーズの最新作が入荷しております。

画像はそのパンツのパターンで、1.6m × 2.2m ほどの巨大な身頃の型紙です。

極めて原始的な、限りなくミニマルなコンセプトながらも、何度も実際の人体に合わせたドレーピングを重ね出来上がるアヴァンギャルドなパターンメーキングから、超平面に裁ち出された１枚の布。それらを職人たちの手による複雑な縫製を経て、やっと生まれるアーティスティックな造形です。

ぜひストリートで体感し、お客さまのアイデンティティの１つに取り入れてみてください☺︎